丘の上の音楽家の自邸とレコーディングスタジオ
大きな窓と北米古材木の反射面で都内には無いスタジオになりました。
外観
studio
息抜きにテラスに出れる
入り口方向 ハイサイド窓で明るい
Control-Rm
Sound Lock
Living
カウンターは家具工事
複雑な設計のエントランスでしたが誤差0で収まりました。
2階テラスからの眺め
レコーディングスタジオのある家
丘の上の音楽家の自邸とレコーディングスタジオ
大きな窓と北米古材木の反射面で都内には無いスタジオになりました。
外観
studio
息抜きにテラスに出れる
入り口方向 ハイサイド窓で明るい
Control-Rm
Sound Lock
Living
カウンターは家具工事
複雑な設計のエントランスでしたが誤差0で収まりました。
2階テラスからの眺め
1980年代 NY の Recording Studio [The Power Station]で
録音された楽曲が大ヒットしていました。
ブルース.スプリングスティーンの[Born in the USA]
シャーーーンと鳴るドラムの音の響き覚えていますか。
その頃国内のスタジオは残響が短かく この音は録れませんでした。
世の中はまだバブルの後半
改修してまだ10年弱のスタジオをまた大改修してシャーーーンと響かせてしまえ!
Control.Roomも広くしてしまえ!
と思い立ったのがVictor Studioのエンジニアの方達でした。
1989年 ほぼサザンオールスターズ専用だった401Studioを
豊島政実氏、音響設計の下で内装設計を担当しました。
Main Studio
閉塞感が嫌でコンクリートをブチ抜いて窓を作ろうとしましたが
さすがにそこまでは予算が無く ダミーの窓を作りました。
当時はLEDなど無く、恐ろしい数の蛍光灯が裏に仕込まれています。
Control.Rm
モニターがウエストレイクTM-3からジェネレックの1035に
広くなって、ミキサー.シンセ.クラアイアントの3列がゆったり配置され
長時間作業のストレスも減りました。
Vocal.Booth
全てのブースでアイコンタクトが取れるように,どデカイガラスを入れました。
Drum.Booth
ピカピカ部分は鉛を貼ってあります。天井高を取る為 ダクトも露出
以来 このスタジオから桑田佳祐さんが数々の名曲を生み出しています。
1992年 302Studio 大改修
Control.Roomを広げ中2階にスタジオの見えるラウンジを新設
2008年 303 Studio 大改修
時代はあっとゆう間に流れ Control.Roomの奥行きを縮める設計でした。
全てのプロジェクトに於いてご指導頂いた
豊島政実氏
ビクタースタジオのスタッフの皆様に感謝!
素敵な音楽が生まれ続きますように。
1996年 Warner Music Recording Studio(現LAB recorders)の設計です。
まず、手書きのパース
手作り(当たり前か!)の模型、今では3Dプリンターがあり、このツッコミNG
実物
録音スタジオなのでRCで作りたいと所ですがコストを抑える為
内装で遮音を強化 外壁は ALCで設計 パネルの表情を変える事で
ALCに見えない外壁の質感を出せました。
音響設計 豊島政実氏
プランニング指導 内沼映二氏(Mixers LAB 会長)
お二人共 レコーディング業界の超有名人
私がまだペイペイの頃からご指導頂きました。
Main Studio
Control Room
画像正面 Studioの黒い部分は外光の入る窓なのですが 残念ながら夜の撮影
Lounge
特殊な建物.内装.設備の設計なので 設計図の枚数が半端無く
事務所のゴミ箱がスタッフの飲んだドリンク剤で溢れていたのが懐かしい!
2020年冬
この状況下でWe support all Music Loversをコンセプトに
長崎県諫早市に録音.練習スタジオ U-Studio がOPENしました。
STUDIO
スタジオ右手は鏡貼りでダンスレッスンも出来る。
壁.天井とも遮音層の平行面を無くして、ローコストで響きのある空間を実現
スタジオ入口ドアの右側はラウンジとの連続感を出す為のガラスになっています。
BOOTH
スタジオと調整室に挟まれたブースの覗き窓は、
異なったプログラムでも音漏れしない様に3重ガラスで構成
Control-Room
調整室から、ブースの覗き窓を介してスタジオが望める。
Lounge
「利益抜きで地元の音楽を活性化したい」との心行きを 応援!
長崎から素晴らしい音楽が生まれます様に!
ミュージシャン自宅のRecordingStudioです。
…
壁のフレームの中の白い部分は脱着出来る吸音材で簡単に響きを調整出来ます。
床の赤い部分は御祖父様の家で使われていた
とてもとても重い、厚み40ミリの1枚板のカリン 良い響きが出そうです。
カリン端部の不整形な部分はカラーモルタル(黒)で埋めました。
…
スタジオ調整室方向、左の扉はBooth を兼ねたSoundLockの入口
右手奥に外光の入る大きな高窓があります。
…
調整室 横長な形状です。後方吸音層上に間接照明が入っています。
…
スタジオの三角の黄色い部分は低音用の吸音層
調整室前方左右には専用電源のトランスが収納されています。
調整室にも外光の入る高窓があります。
…
可能な限り天井高さを取り フラッターエコーが出ない様に傾斜を付けています。
専用の超低インピーダンス電源から生まれて来る音楽が楽しみです。
1993年 avex 町田に小さなスタジオがあったのですが
南青山に新しいスタジオを作る事になりました。
竣工当時の画像なので 今では無い、懐かしい機材が沢山あります。
当時流行っていた、床までの大きな覗き窓です
3重のガラスが嵌め込まれています。
見た目はカッッチョ良いですがフローリングを貼る大工さんは泣いていました。
オフィススペースが取れず、苦肉の策でエントランスにラウンジスと共用。
avexの勢いはますます加速し 1995年には 2つ目のスタジオ
メインスピーカーは Genelec
スタジオ
ラウンジ
デスクスペース
沢山のヒットが生まれましたが
2017年現在、本社ビル建替えの為現在はありません。残念!
作曲家の自邸とプライベートスタジオ
外観 シンプルな箱と曲線のロフト
ロフト
…
キッチン
…
スタジオ
…
スタジオ CD棚
光の井戸.階段室